ソーシャルゲームとコンソールゲームの壁

最近ゲーム業界の人と飲んだりする機会が多くなっているので、色々と感じる事があります。
今の私はオンラインゲームを作っていたりするわけですが、いわゆるソーシャルゲームを作っている人達とコンソールゲームを作っている人達両方と会う機会があります。
しかしやはり同じ場に両者のクリエイターがいる事が少ないです。

特にアーティスト系の人はソーシャルゲーム業界には少なく、イラストレーターだけを雇って作るようなゲームが多いです。
テクニカルアーティストと呼ばれるような技術者がほとんどいないので、グラフィカル面での技術が乏しい。

他にも大きな差を感じるのはソーシャルゲーム業界には優秀なエンジニアが多いですが、それ以外の人達はほとんど目立つような事がありません。
コンソールゲーム業界ではエンジニアやプログラマーが表に目立つような事はなく、ディレクターやプロデューサーの人ばかり出てきます。
この差も大きく、両者の交流が薄い一員にもなっていると思います。

私自身は今後ソーシャルゲームと呼ばれるものは確実にコンソールゲームにも取り入れられるものと思っていますので、両者がもっと深く交流する必要はあると思っています。
そして互いの技術力を合わせて世界のコンテンツ競争に打ち勝つ必要があります。