Vimプラグインを管理するためのプラグインVundleの導入
何気に初Vim記事。
実はここ一ヶ月ほどで自宅のWindows環境が吹き飛んで(故意に飛したとも言う)殆どのデータを失なってしまいました。
仕方がないので色々と環境を構築仕直したりしているところだったり。
現在はVimの環境を復旧させているところで、とりあえず全部1からいれてみようということでKaoriya版ではないVimでやっています。
そこでVimプラグインの管理をすっきりとさせるために最近人気のVim管理プラグインであるVundleを導入しました。
Vundle導入準備
Vundleを導入するために必要なものがあります。
まずはGitを導入しましょう。今回はWindowsなのでmsysGitを使用しています。
Gitが使えればOKなのでCygwinのGitなどでもOKです。
詳しくは以下の情報を参考にするといいと思います。
Vundleをインストール
Gitの準備が出来たらあとはgit cloneでVundleをインストールするだけです。
git clone http://github.com/gmarik/vundle.git ~/.vim/bundle/vundle
これで$HOMEディレクトリ以下に.vim/bundleディレクトリを作り、vundleというディレクトリ内にVundleをインストールします。
本来であればこれで正常にインストール出来るはずですが、私はこの先で躓いてしまいました。
原因はよくわかりませんが、オリジナル版のVundleではプラグインのインストール時に謎のエラーが出てしまいその先に進むことも出来ませんでした。
よくわからなかったのでググって色々と調べていたところ、下記のサイトでヒントをみつけました。
本来Vundleをインストールする際には上記サイトでも言われているように"curl.cmd"の作成が必要にったり"set shellslash"の設定がまずかったりしますが、それらを解決したカスタムVundleをGithubで入手出来ます。
私の場合このカスタムVundleを使用することでエラーを解決することが出来ました。本家のものよりもメリットも多いのでぜひ導入しましょう。
git clone http://github.com/sgur/vundle.git ~/.vim/bundle/vundle
今度こそインストールが完了するはずです。
Vundleの設定
あとは設定を_vimrc(.vimrc)に記述します。
" Vundle set nocompatible filetype off set rtp+=~/.vim/bundle/vundle call vundle#rc() " Vundle本体 Bundle 'sgur/vundle' " 利用中のプラグインをBundle Bundle 'Shougo/neocomplcache' Bundle 'Shougo/unite.vim' Bundle 'Shougo/vimshell' Bundle 'Shougo/vimfiler' Bundle 'Shougo/vimproc' " Bundle 'Shougo/clang_complete' Bundle 'tyru/restart.vim' Bundle 'tyru/caw.vim' Bundle 'h1mesuke/unite-outline' Bundle 'TwitVim' filetype plugin indent on
"set rtp"でプラグインの場所を渡します。あとはそこから相対的にプラグインを読みこんでくれます。
"set nocompatible"や"filetype"の設定はこのプラグインを設定するために必要なのでいれておきます。
"Bundle 'Username/Plugin'"みたいな記述でプラグインを列挙していきます。
ここでは主にGithub上のプラグインを使用していますが、本家Vim Onlineからも直接落とすことが出来るので必要に応じて記述を変えていきます。
詳しくはVundleのマニュアルにも載っているのでそちらを参考に。