Boost.勉強会 #8 大阪で発表してきた

Boost.勉強会 #8 大阪へいってきました。

そして闇の軍団に囲まれながら喋ってきました。



内容はメモリを管理しつつ様々な恩恵を受けられるカスタムメモリマネージャの話と非常に高速に動作するメモリアロケータの話です。
ゲームでは割りと一般的な話ですが、あまり他の業界のプログラマには知られていないのかなと思い、今回の発表内容にしました。

更に今回の発表中にVimを使ったライブコーディング的な実演も挟みました。
その時に使ったコードもGitHubで公開しています。


MemoryMaster


実はまだこのメモリマネージャとメモリプールは問題が多いので実用は出来ないです。
具体的に言うと、

  • 例外を使っていない
  • スレッドセーフじゃない
  • MakeMemoryPoolはコンストラクタに引数が渡せない
  • メモリプールを使っているとどこで確保したかの情報が記録出来ない

等々…


ちなみに発表した内容の機能はほとんど実装されていません。
もう少し機能拡張はしたいなと思っています。
とりあえずエラーチェック辺りは。
あとは単にmallocを使うのではなく、その内部も高速なものにしてみたいですね。